米山隆一氏 ひろゆきをまた論破…京アニ事件の死刑巡る持論を“一蹴”で「さすがです」の声(女性自身) - Yahoo!ニュース
これって論破なのかな?話がかみ合ってないような。ひろゆきは、法は変えうる→未来のあるべき法ってのがどっか頭にある感じなのに対して、反論は現在の法を振りかざしてるだけだし。
別の言い方をすれば、件のひろゆきの持論というのは、
・今の社会でどの位の賛同が得られるかの観測気球
・今後こういう話題の時にはこういう論をぶちましょうという能動的な賛同者に対する犬笛
・これからの社会で自分の価値観が受け入れられる為の感情を利用した地ならし
みたいな機能を期待したポストなんじゃないかな。
それに対して今の法の話では、ひろゆきのポストによって「法を改正した方が良いよね」と思った人には届かないし、論破はおろか反論としてもそれほど機能してないと思う。
もう1つ、ひろゆきのポストの問題は、「死刑になるための人」から始めて「死んで良い理由がある人」とその扱いについて、さらに話を広げるつもりかもしれないということ。いや、例えば、安楽死に関する社会に対する呪いをすでに含んでいるポストかもしれないってこと。
しかしまあ、この二人ってコスパでどこを切り捨てるかが違ってるだけだよね。共感はまだひろゆきの方ができる。少なくともひろゆきの方が人間がどういうものかを理解している(から操作も上手いだろうと想像できる)。