sozinkouのブログ

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ルッキズム

心が自然と好意的な方に動いてしまうものをルッキズムと言われても困る。もちろんそれで判断しちゃいけない場面でそれを優先してしまう害はわかる。しかしその心の動きまで否定されるいわれはないし、直す努力をするつもりもない。それは人間や人生の否定だろう。

日本とアメリカの漫画の多様性の違いという画像(一つ一つの漫画は偏っていても漫画全体で多様性を示す日本とすべての漫画に偏りを許さずに個々の作品に多様性を求めるアメリカというのを可視化した画像)があるけど、「ルッキズム!」って言ってる独善正義の人たちというのはまさにそのアメリカ的な多様性を、人の心にズカズカ踏み込んで強制しようとしてる。そういうのを全体主義の恐怖政治というんだと思う。

心が自然とネガティブな方に動いてしまうものをルッキズムと言われるとそれはまあ反省する。異常として扱ってしまって普通と同様に扱えない。排除してしまう。それは恥ずべきことだと思う。その心の動きは否定されても仕方がない。ただ「ルッキズム!」って言ってる独善正義の人たちがその心の動きを克服しているとは思えない。向かっていないだけ。向き合ってないからその心の動きに気付いている人の葛藤に共感できない。だから非難ばかりで「私は戦って乗り越えました(乗り越えた人の場合)。あなたも頑張って下さい」「一緒に戦いましょう(向き合って戦ってる最中の人たち)。あなたも頑張って下さい」といった言葉がかけられない。