もう何を書いて何を書いてないか忘れちゃいましたけど、改めて?書いておきます。
脱マスクに抗う一番の方法は、脱マスクの人を論破するのではなく、まだ着用を続けている多数の人たちに対して科学的に正しい事をしているのだというメッセージを伝えることだと思います。
そうすれば脱マスクの人たちは科学的に正しくないことをしている愚かな少数の人たちというのが社会的なコンセンサスになります。
科学的に正しい事をしているというのも日常の経験と科学を結びつけるのが良いと思います。
kf94以上のマスクをしっかりと付けていれば、臭いの軽減という現象に気付いているはずです。例えば、軽減されているタバコの臭いはエアロゾルだと言えば、エアロゾルによる感染症の予防にも効果があるとわかるはずです。
逆に言えば、そのような気付きがない人というのは、マスクをきちんと着用できていないか、バイアスによって認知が歪んでいる人ということになります。
脱マスクで頑なになっている人以外にはkf94のマスクをきちんと着用し、臭いが軽減されるという経験をしてもらうことがまずマスクの効果を認める近道だと思います。頑なな人の相手をするのはコスパが悪いのでおすすめはできません。
一歩進んで、マスクの効果は臭いの軽減であって、臭いをシャットダウンしていない。マスクをしていてもウイルスを吸い込むことには変わりが無いと考える人もいるかもしれません。
そう考えてくれる人には換気の重要性を訴えることもできます。まずウイルスを吸い込む量が感染するか否かの要因であることを理解してもらい、屋外と換気の良い屋内と換気の悪い室内でタバコを吸っている人がいるそれぞれの状況の空気の悪さとその場所でのマスクの効果を想像してもらえば良いのです。
換気の悪い部屋に臭いが充満するように、ウイルスも充満します。またマスクをしていても臭いはするということはマスクをしていても呼気からウイルスは漏れるということでもあります。
そして臭いが充満した部屋ではマスクの効果が低くなるように、ウイルスが充満した部屋でもマスクの効果は低くなります。そして滞在時間が長ければ長いほど臭い(ウイルス)を吸い込む量は増えてしまいます。
またマスクをしている人が真正面にいた場合、濃い息を吹きかけられない。距離がよほど近ければ脇から漏れた息の臭いをより強く感じ、距離が離れれば臭いを感じにくくなるというのも直感的にわかるはずです。
では滞在時間が長くならざるを得ない場所を安全にするにはどうしたらよいのか。
マスクをして他者に直接自分の濃い呼気を吸わせないようにし、漏れた呼気対策として人と人の間の距離を取るようにし、部屋にウイルスが充満しないように十分に換気をすれば良い……となります。
十分な換気とはどういうことか。CO2センサーで可視化できますとそれを実演するのも良いかもしれません。
蛇足ですが、脱マスク警察というのは、「コロナはただの風邪なのに、バカなお前等がそうやって大げさにするから日常を取り戻せないだろ」という事だと思います。
ずっと言ってますが、マスコミやSNSを通して吹かれる犬笛ってのは無能な働き者を活性化させる装置なのですよ。