sozinkouのブログ

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コロナ2019

5類化の時にも書いたのですが、岸田政権の一連の政策というのを系統立てようとすると、「コロナはインフルエンザ並」という科学的に間違った前提が設定されているとしか考えられません。

そしてその科学的に間違った前提が科学的に設定されるわけはなく、何かしら目的(選挙、財政、サミット等)があって、緩和や経済活動を行うという結論が設定され、その結論ありきに都合の良い前提として「コロナはインフルエンザ並」という前提が選択されているように見えます。

そして、その前提が設定されたら、その前提に即するような政策が次々と打ち出されるだろうと想像していました。

新型を外して、コロナ2019(コロナウィルス感染症2019)に改称して、コロナはただの風邪という印象操作なんてことは、あまりに低俗で安っぽい広告代理店的な斜め下の発想はさすがにできませんでしたが、その改称の意図自体は想像通りというかそんな感じです。

ああCOVID-19という名称は知ってますよ。ただだからといって、緩和政策に反対の意を示している人がこのタイミングでの改称の意図を無視して、表面的に納得できる理由があったら納得してしまう(コレ理屈っぽい人間あるある)と言うのはどうなんだろうと私は思います。逆の立場から言えば「手玉だな」って感じですね。

まあでも今になって冷静に考えてみたら、そもそもSevere acute respiratory syndrome coronavirus 2(略してSARS-CoV-2 virus)、和訳:重症急性呼吸器症候群 コロナウイルス 2の引き起こす病気の病名が単にCOVID-19って違和感ありますよね。2009年の新型インフルエンザと違ってウイルス名にパンデミックのパの字も入ってませんし。なぜSARS-19ではないの?謎です。

そう考えると、新型を外すなら、コロナウイルス感染症ではなく、SARSから外す感じで、重症急性呼吸器症候群SARS-CoV-2)pdm19 とかが妥当ではないでしょうか。

あと(今のところ)アルファ、デルタ、オミクロンの変異の流行も名を分けてしっかりと歴史に残したいところ。

 

話が逸れました。ボクの悪い癖。

改めて岸田政権の新型コロナ緩和政策のまとめです。

最初に結論ありき

→結論の為に必要な誤った前提

→結論の為に必要な誤った前提を基にした結論を補強する政策

 

 

蛇足ですが、マスコミが5類化でも脱マスクでもその他の緩和でも、そのメリット、デメリットの報道するときに「コロナはインフルエンザ並」という前提でしか成り立たないような比較を行ったのは本当に酷かったですね。北朝鮮のテレビ局や新聞と同様の政府広報機関としか言い様がありません。

 

参考

新型コロナ名称「コロナ2019」に変更へ(産経新聞) - Yahoo!ニュース

「新型」という表現を止めることで特別視するような見方を減らし、平時への移行を進める狙いがある。

ちなみに名称変更が印象操作と思ったのはこういう報道があったからです。

未だにコロナは特別ですし、平時ではありません。最ももっと科学的な見地に立てば、コロナを特別視しなくて済む平時に近づけられはします。現実を無視して、科学を無視して、ただ無闇に平時に近づけて高齢者をどれだけ犠牲にすれば気が済むのでしょうか。今の政府、その広報に堕したマスコミは集団自決とか言った人と同類だと私は見なしています。