sozinkouのブログ

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反ワクチン2

反ワクチンデマを公衆衛生の害と捉えて支持政党などと絡めて論じている何かの記事を読みましたが、コロナワクチン接種というのは国策であり、国策のワクチンに対して不信感を抱くのは、非与党支持者や与党支持者だったけどワクチンの安全神話に疑問を持った人(これ自体は正しい疑問でしょう)だから支持政党の偏りが出るのは当然でしょう。

今の時代、国策を進めるためにリスクを隠して、安全性を強調するやり方は、国家に対する不信感を増大させたり、そこからさらに進んで陰謀論者を生んでしまったりするだと思います。

 

そして、公衆衛生の害というのであれば、ウィズコロナ政策や脱マスク(マスクは個人の判断)政策という国策もまた害でしょう。そして、この国策=害を広げるようなコロナは安全デマを拡散した人たちには、反ワクチンのデマを流したのとは異なる支持政党やイデオロギーの偏りがあるはずですし、公衆衛生の害について、客観的に俯瞰的に分析するのであれば、こちらの側の分析も必要なはずです。

その必要性を認識できないのであれば、公衆衛生の害を語るには視点が偏りすぎているように思います。

 

そしてまた両方のデマに加担している人たちというのがいます。反ワクチン反マスクとかの人たちです。これも支持政党や思想にユニークな偏りがあるはずです。これは反ワクチンとしてすでに一部分析はされていますが、この視点を加えて捉え直してみる必要があると思います。

 

「反ワクチン(反国策)」かつ「コロナはただの風邪ではない(反国策)」という人たちはあまり見ませんから(ADE!の人たちとかいることはいます)、反ワクチンというのは既存の政治の枠組みではなく、経済>人命、個人の自由!>人命、コロナ怖いから見たくない→コロナ(の害)は存在しない、人を操作するための反政府陰謀論利用者と操作されている人たち……といった人たちの集合体とみるのが妥当なのかもしれませんね。