sozinkouのブログ

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自己責任論

新自由主義や自己責任論の中心は、団塊ジュニア前後の世代の男性でしょう。

この世代の若手政治家、記者、芸人、コメンテーター、アナウンサーなど、特にメディアや政治、行政などを担って表舞台で活躍する人たちの価値観の異常性は、コロナ禍において可視化されたと思います。

もちろんそれを支えているのも団塊ジュニア前後の世代ですが、選挙や都構想の賛否への投票などを見るに、声が大きい人たちの目立ち方を考えればそのような価値観を持つ人は少ないと思います。他の世代よりは目立つという程度です。しかしその勢力が選挙結果には影響を与える可能性は十分にあるでしょう。

男性と限定しましたが、そういう価値観の持ち主は特にキャリアの女性にも大勢います。たぶんこれは社会の状況とその社会に大人として入って育つ(或いは退化する)ことと関係しているのでしょう。

そして、リベラル、左派の一部であるフェミニズムもまた多様な女性ではなくキャリアの女性中心の価値観であって、女性を社会に出して活躍させることが第一義ですから、自ら新自由主義の女性を多く産んでいる側面があると思います。

さらに言えば専業主婦などは新自由主義や自己責任論に嵌まりにくいと言えると思います。

女性は二分されているのではなく、三分されていると思います。

話が逸れました。