sozinkouのブログ

取るに足らないナニカが素人考えを綴る場所

確率

子供が新型コロナに罹ったとして、死んだり後遺症を患ったりする可能性は1000分の1以下でしょう。例えばリンクしたニュースだと、子供の死亡率は「死亡率は0.00〜0.03%」と書かれています。

ここでは0.03%(3333人に一人)という数字を採ることにします。命がかかっていますから低い方の数字で楽観的に考えたくありません。高すぎると思うなら後遺症等も含めた数字とお考えください。

この数字は保護者からすれば自分の子供が罹って死ぬ可能性を実感できない位に十分低く、子供の教育の機会や感染予防のストレスの少ない日常生活等という対価を得るには十分に思えるかもしれません私も取り返しのつかないギャンブルでなければ0.03%に当たる確率なんてほとんどないと判断して行動すると思います。

しかし現実には子供の感染者の数だけ子供が0.03%でネガティブな結果を引き起こすギャンブルをさせ続けられているわけです。試行回数が増えれば絶対に当たってしまう子供が出てきます。

こういう時には、自分の子供ではなく、社会で中の子供全体に広げて、何が最善なのかを考える必要があると思います。少なくとも政治、行政は、子供の命や健康が脅かされるリスクを低減する施策を提示し、自分の子供ではなく社会の中の子供を守るという意識を高め、コンセンサスを得て、実行すべきだと思います。しかし、実際にやっていることは、自分の子供には不幸は訪れない(実際に個人がそう信じるに足るくらいには低い)という楽観を民意としてそれに従っている……いや、それを良いことに政治、行政がやりたいことをやっているように思えてなりません。

 

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