基礎疾患とかワクチン未接種とかそんなの関係ありません。
基礎疾患なしの10代が死亡する可能性があるのは基礎疾患無しの20代、30代が亡くなっている現実を考えれば十分にあり得ることです。そういう状況で感染を最大限の努力を持って抑え考としない社会を許していることに責任を感じます。市民の総体としては十分に努力してると思います。経済優先バイアスによって誤った政策を取り続ける政府、行政の話です。
ワクチンは希望者全員に接種できているわけではありません。そういう状況で感染を一生懸命押さえ込もうとしない社会を許してしまっていることに責任を感じます。
さらにいえば、12歳未満のワクチン接種はまだ始まってすらいません。12歳未満の子供が死亡した時もワクチン未接種と言うつもりですか？感染者数を減らす努力をしないと子供は守れないんです。
経済優先で思考停止して、一部の命や健康を犠牲にさせられた人を自己責任と切り捨て、さざ波と認識し、一人一人の人間を守ろうとしないなら偽善は止めてもっと本性を剥き出しにすべきです。さざ波と本気で思っているなら今日こそさざ波だと改めて訴えるべきです。マイノリティしか評価してないことが可視化されるでしょう。逆に言えば、こういうときに経済優先の本音を隠すのであれば、最低限の建前は守るべきです。現状ではその最低限の建前が全く守られていません。
マスコミ。あなたたちは「綺麗事」と「一人一人の人間を見ずに数字で人を見て弱者を切り捨てる部分」を葛藤無しに両立させています。本当に異常です。自分を客観視して分裂している自分に気付き、良心を取り戻してください。新自由主義のバイアスからも脱却すべきときです。それは人として大切な部分を喪失することによって人とは違う答えが出せるというだけの碌でもない思想です。その人間性を喪失した前提で考えた時にだけ正しいだけで、究極の真理でもなんでもありません。
最後に改めて書いておきますが、行政への批判は行政の施策の批判、もっと言えば行き過ぎた人権、人命、人の健康を軽視した費用対効果優先、経済優先という施策の土台の批判です。現場で頑張っている人批判ではありません。それを混同しないでください。その混同はとても幼稚な事だと思います。組織の一部として組織の論理で考えるのではなく、一人の人間としての視点を取り戻してください。弱者は自分とは違う人間ではなく、弱者は自分の別の可能性です。あなたがあなたとして生まれたのはただの偶然です。そのことの意味を考えてみてください。もちろん現場にいて、費用対効果優先、経済優先という土台で思考をして、それを疑う能力を喪失しているなら、それはもちろん批判の対象です。
